「一陽来復」

冬至は一年でもっとも昼が短い日。
そして、この日を境に少しずつ太陽の出る時間が長くなる
太陽の復活を喜ぶ日でもあります。

とはいえ、冬の寒さはこれからが本番。
太陽を見立てた柚子は見ても食しても、香ってもよし。
薬膳効果も高いこの柚子は青い季から、色づき終わったものまで
さまざまなお料理に使われます。

「緑草音」では毎日「柚子風呂」をお楽しみいただきます。
そして十二月のご贔屓献立は、ほの温かな柚子寿司を
最初にお召し上がり頂きます。

旅疲れで弱りかけた気を、
ふわぁっと温かいこの柚子の香りで身を清め、食して、
太陽の恵みを無病息災を願い頂きます。
これ、本当に美味なのです。

“四つ屋根の赤”獲得・ミシュランガイド北陸2021特別版