「四万六千日」と「底引き網漁」

8月30日の「四万六千日」は東山の観音院での巧徳日。
ひがし茶屋街も伝統行事として
玄関先に悪事災難除けのトウキビが飾られます。
そんな市井の季節事が街としての歴史に
温かく深く、根付いていくのでしょう。
何事も一夜にしてならずですね。

扨て9月1日は海の幸解禁日。
「底引き網漁」では北陸を代表する甘海老・ハタハタ・鯛等が
お目見えです。
市場には活気があふれ、魚の「イキ」をより一層盛り上げます。
秋の美味巡礼はこの日から始まります。
夏とは一変する献立の数々を、どうぞお楽しみくださいませ。

【功徳日】くどくにち
四万しまん六千日のように、寺社に参詣すると特に大きな功徳を得られるとされる日。
-大辞林より-

“四つ屋根の赤”獲得・ミシュランガイド北陸2021特別版