admin@ryokusoneの記事一覧 ( 8 )

「発酵食のすぐれもの」

「発酵食のすぐれもの」

金沢といえば発酵食品。 美味しい水と米、北陸ならではの気候が生み出した食文化です。 石川の地で作ることを許可されている幻の珍味といえば 「ふぐの子」糠漬け。 猛毒のふぐ卵巣を糠漬けにしたもので、 2,3年漬け込むと毒が抜けるのだそうです。 江戸時代にはすでにある珍味、 いったい誰が毒抜けを確認したのでしょうか(笑)。 ...
「自然のぜいたく三昧」

「自然のぜいたく三昧」

金沢の秋は食材に彩られます。 底引き網漁、新米、山の果実や根菜、 魚介類は蟹の季節に向けて、 益々美味充実してまいります。 さて緑草音のご贔屓献立は、 新米と一番出汁、鰻も牛もあり滋養満点。 ガスエビの甘さはトロリと格別で、のどぐろも旨味濃厚。 れんこん等の根菜は身体にしっかり吸収され これで冬越しの準備万端整います。
「海の幸 解禁日」

「海の幸 解禁日」

豊富な食材に恵まれた金沢。 加賀野菜や能登牛、のどぐろは全国的に有名で 夏の岩がきも大きく濃い味わい、海藻類も能登の名物です。 加えて調味料も美味盛りだくさん。味噌や醤油もしかり、発酵の金沢は 美酒も溢れんばかりです。 毎年9月1日は、底引き網漁の解禁日。 北陸代表の甘海老、ハタハタ、鯛などがお目見えし、 活気ある市場...
「土用の丑の日」

「土用の丑の日」

金沢も本格的な夏。 町家のすだれや打ち水の涼、 芸妓のお姐さま方の夏着物にも日本の情緒満載です。 夏といえば日本各地「土用の丑の日」が 滋養の日と恒例化されていると思います。 うなぎ、どじょうは一般的ではありますが しじみも「夏しじみ」「土用しじみ」として親しまれています。 効果は「生きた肝臓薬」といわれる通りタンパク...
「緑草音の一年祭」

「緑草音の一年祭」

緑草音は6月をもちまして開業1周年を迎える事ができました。 先日発行された「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016年特別版」では おかげさまで宿泊施設部門“最上級の快適 赤”としてご紹介いただきました。 温泉無し、回遊式庭園無し、歴史無し 緑草音は、だからこそユネスコ無形文化遺産の和食に 力を注いでいるのです。 食...
「神がかりの水無月」

「神がかりの水無月」

冷蔵庫が無い江戸時代、「氷」は将軍家献上品でした。 金沢からは湯涌温泉にある「氷室小屋」に冬に雪や氷を詰め、 初夏の蒸し暑さを感じる頃にこの氷をたっぷり取り出し そう、それこそ小屋ひとつ分の量を江戸まで運び 最終的に将軍様の御口に入る時には ほんの少しを「冷たい美味」として献上し お慶び頂いていたそうです。 金沢には全...
“最上級の快適 赤”を獲得

“最上級の快適 赤”を獲得

6月3日(金)に発売された『ミシュランガイド 富山・石川(金沢) 2016年特別版』の宿泊施設部門で金澤の宿「和食十二暦 緑草音」が"最上級の快適 赤"として紹介されました。 これまで訪れてくださったお客様に心より感謝を申し上げます。 “食在十二暦”と謳い日本の風土と四季折々の金沢の美味を楽しんでいただけるよう一層精進...
金沢のまつり日和

金沢のまつり日和

今年も「金沢百万石まつり」の時期がやってきました。 催しは百万石行列・百万石踊り流し・子ども提灯太鼓行列など 金沢市民も旅行者も、 参加しても見るだけでも楽しい「まつり」に賑わいます。 加賀宝生 薪能や各流の大茶会も 毎日が加賀文化を堪能できるように6月5日まで楽しい事満載です。 祭のときは、食の楽しみも非日常になりま...
端午の節句

端午の節句

五月五日は端午の節句。 午(ご)という文字の音が五に通じることから、 「端午(たんご)」は五月最初の午(うま)の日のこと。 邪気を祓うといわれる菖蒲は、その強い香りと尖った葉先が特徴です。 湯に入れ身体の穢れを祓うための菖蒲湯は、今でも習わしが伝わっています。 この季の粽は古代中国からのもの。 食材いろいろを菌に強い葉...
枻出版「Discover Japan 2016年5月号」

枻出版「Discover Japan 2016年5月号」

枻出版「Discover Japan 2016年5月号(4月6日発売)」連載企画『ホテルジャーナリストせきねきょうこのワンダフルホテルライフVOL.09(154~159ページ)』に「緑草音」が掲載されました。

“四つ屋根の赤”獲得・ミシュランガイド北陸2021特別版